運用編

SharePointのドキュメントフォルダを学習する方法(新)

※Microsoftは、新規テナントに対しては2024年11月1日からSharePoint Add-Insの機能を停止し、
 既存のテナントに対しては2026年4月2日に完全に廃止する予定です。
 この変更に対応するため、Microsoft Graph APIを利用してSharepointとのやり取りを行う方法を実装しました。

https://help.amie-ai.com/wp-content/uploads/2023/05/amie1-300x300.png

amieで学習可能なSharePoint連携は以下になります。
⇒ドキュメント学習

使い方ガイド

  1. アプリの作成
  2. ID、クライアントシークレットの確認
  3. アクセス許可の設定
  4. チャットボットの作成

SharePointアプリ作成

アプリの作成

  1. ブラウザにてhttps://portal.azure.com/ にアクセスして、グローバル管理者でログインします。
  2. 「リソース、サービス、ドキュメントの検索(G+/)」 に 「アプリの登録」と入力し、検索結果より「アプリの登録」をクリックします。
  3. 「新規登録」をクリックします。
  4. 各項目を入力・選択し、登録ボタンを押下します。

    ・名前:任意のアプリケーション名を入力(例:amie_sample001)
    ・サポートされているアカウントの種類:「この組織ディレクトリのみに含まれるアカウント」を選択
    ・リダイレクト先のURI:例)https://localhost

ID、クライアントシークレットの確認

  1. 以下2つのIDをメモし、
  2. 「新しいクライアントシークレット」をクリックします。

アクセス許可の設定

  1. 「APIのアクセス許可」>「アクセス許可の追加」>「Microsoft Graph」の順にクリックします。
  2. 「アプリケーションの許可」>「アクセス許可の追加」の順にクリックし、
    登録したアプリケーションにAzure ADの以下の読み取り権限を与えます。
    ● User.Read
    ● Sites.Read.All
    ● Files.Read.All

  3. 「xxxに管理者の同意を与えます」>「はい」をクリックします。


    12.「状態」が変更されたことを確認します。

チャットボットの作成

  1. amieの管理者画面にログインします。
  2. ログイン後[ダッシュボード]画面に遷移します。
  3. 添付の[ダッシュボード画面.png]の赤枠部分[チャット作成]ボタンをクリックします。

    ※画面上部の「チャットボット一覧」より、作成済みのチャットボットからも設定可能です。
     その場合は、「チューニング」>「学習データ追加」画面に移動し、手順4から進めます。
  4. チャットボット名を付け、任意で分類タグを追加したら「次へ」をクリックします。
    分類タグは後から追加することも可能です。
  5. 「クラウドストレージを追加する」 から「SharePoint(新)」をクリックし、以下の項目を入力します。

    • クライアントID
      「Azure アプリ」のクライアントID
    • クライアントシークレット
      取得したクライアントシークレット
    • テナントID
      「Azure アプリ」のテナントID
    • サイトURL
      SharePointのサイトURLを選択します。
      検索ボックスに何も入力せず、虫眼鏡マークをクリック、
      もしくは入力欄をクリックしてEnterキーを押すと、すべての項目が候補として表示されます。
      また、検索ボックスにURLの一部の文字列を入力すると、対象のサイトURLが表示されます。
    • サブサイトURL
      SharePointのサブサイトURLを選択します。
      検索ボックスに何も入力せず、虫眼鏡マークをクリック、
      もしくは入力欄をクリックしてEnterキーを押すと、すべての項目が候補として表示されます。
      また、検索ボックスにURLの一部の文字列を入力すると、対象のサイトURLが表示されます。
    • ライブラリURL
      SharePointのライブラリURLを選択してください。
      検索ボックスに何も入力せず、虫眼鏡マークをクリック、
      もしくは入力欄をクリックしてEnterキーを押すと、すべての項目が候補として表示されます。また、検索ボックスにURLの一部の文字列を入力すると、対象のサイトURLが表示されます。
      ※未選択の場合はドキュメントライブラリが自動で選択されます。
    • フォルダID
      ダウンロード対象フォルダにアクセスしたURLの「id=」より後ろから「&」の前までの文字列
      ※ドキュメントフォルダ直下を指定する場合は空欄

      例)ドキュメントフォルダ内の「マニュアル」フォルダを学習させたい場合

       ドキュメントフォルダのマニュアルを開きます。

       ドキュメントフォルダを開いたときのURLから「id=」より後ろから「&」の前までの文字列がフォルダIDとなります。

    • 除外フォルダID
      ダウンロード対象外のフォルダにアクセスしたURLの「id=」より後ろから「&」の前までの文字列
      ※サブフォルダも除外対象
      https://help.amie-ai.com/wp-content/uploads/2023/05/amie1-300x300.png

      1回の学習で複数のライブラリを指定することができます。
      学習対象フォルダの指定パターン別の設定手順はこちらをご参照ください

  6. 入力が完了したら「追加」をクリックします。
  7. 「現在登録中のデータ」に追加されたことを確認し、「確認して学習」をクリックして項目を確認します。
  8. 内容に問題がなければ確認画面にて「学習を開始する」をクリックして学習を開始します。
  9. 学習を開始したら「チャットトップへ」をクリックします。
  10. 学習終了後「確認用URL」をクリックして、チャットの動作を確認後、問題なければ「適用」をクリックします。

学習データを削除する手順

  1. SharePointサイトにログインし、削除したい学習データを削除します。
  2. amieの管理画面にログインし、チャットボット一覧から該当のチャットボットをクリックします。
  3. 左側の「チューニング」→「チューニング」の「学習データ更新」をクリックします。
  4. 右上の「更新」ボタンをクリックします。
  5. チューニング画面に遷移するので、「学習開始」をクリックします。
  6. 左側のメニューの「ホーム」をクリックし、学習状況が「学習完了」になるのを確認してください。
  7. 画面を下にスクロールすると「確認用URL」から、チャットボットへ質問することが可能です。
    質問をし、学習状況に問題がなければ「適用」をクリックして完了です。
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