amie AIチャットボット ver3.3リリース！

この度、amie（AIチャットボット）のバージョン3.3をリリースいたします。
主な新機能は以下の通りです。

◆主な新機能
・辞書データ追加にて類義語登録した単語がチャットの回答表示時にハイライトされるようになりました。
・Webサイト内の画像リンクの説明文の読み込みを設定できるようになりました。
・有人チャット機能がチャットボット毎に設定できるようになりました。
・管理画面にログインするパスワードのセキュリティを強化しました。
・学習したファイル内の埋め込みリンクがクリックできるようになりました。
・学習時に学習モデルを選択できるようになりました。
・辞書データを追加しなくてもある程度の精度がでるように内部処理を変更しました。
・学習履歴の世代管理機能が追加されて5世代まで保存されるようになりました。
・分類タグの追加時に特定の記号を入力禁止にするよう制限しました。

辞書データ追加にて類義語登録した単語がチャットの回答表示時に
ハイライトされるようになりました

辞書データ追加で登録した類義語もチャットの回答表示時にハイライトされるようになったことで、よりほしい回答を探しやすくなりました。

 

Webサイト内の画像リンクの説明文の読み込みを設定できるようになりました

webサイト内の画像リンクとは

Webサイトによっては、画像ファイルに代替テキスト（alt属性）という画像に対しての説明文が内部に記載されている場合があります。
エラー等で画像が表示されない場合に画像の代わりに表示されたり、音声読み上げ機能を利用する際にこちらから情報を取得したりします。

【例】

新機能の説明

今までは、「代替テキスト」がすべて読み込まれる設定となっていたため、Webサイト学習時に、「代替テキスト」情報を学習データとして取得しており、回答精度に影響していました。
そのため、代替テキスト読込のON/OFFを設定することができるようになりました。
※alt内の文章が長いと、取得するデータが多くなるためノイズとなるため

※設定方法はこちらをご確認ください。

有人チャット機能がチャットボット毎に設定できるようになりました

今までは有人チャット機能を利用する場合、作成されたすべてのチャットボットに適用される仕様でしたが、 v3.3よりチャットボット単位での設定ができるようになりました。

＜主な変更点＞
チャットボットの基本設定にて、以下の設定ができるようになります。
・有人チャットの利用　ON/OFF
・有人チャットの時間帯設定
・オペレーター呼び出し時の通知先のメールアドレス設定
・分類タグ毎にオペレーター呼び出し時の通知先のメールアドレス設定
・複数のメールアドレス設定

※有人チャットの設定についてはこちらをご確認ください。

 

管理画面にログインするパスワードのセキュリティを強化しました

1. パスワードの最小文字数を設定できます（8文字以上）。
2. パスワードの文字の種類（英数字・記号）の組み合わせを設定できます。
3. パスワードの有効期限を設定できます。期限が過ぎるとパスワードの再設定が必要です。
4. パスワードにユーザーのアカウント名の文字を含むことができないように設定できます。
5. 過去のパスワードと同じものを設定できないようにできます。
6. パスワードの入力回数を制限できます。

※詳細はこちらをご確認ください。

 

学習したファイル内の埋め込みリンクをクリックできるようになりました

チャット画面で表示された回答候補にて、ファイルの「詳細はこちら」をクリックしたとき、ページ内に埋め込まれているリンクをクリックできるようになります。

＜ファイルごとの制約事項＞
ファイルの種類ごとに、リンクの対応可否が異なります。

学習時に学習モデルを選択できるようになりました

今までの学習方法に加え、別の内部処理で学習する方法に対応し、２つの方法から選択できるようになります。
学習データ登録画面で既存の「学習モデルv1.0」と新モデル「学習モデルv2.0」のどちらかを選択できます。

【学習モデルv1.0】

【学習モデルv2.0】

※詳細はこちらをご確認ください。

 

辞書データを追加しなくてもある程度の精度がでるように内部処理を変更しました

辞書登録や精度アップ登録の作業がほぼ不要となるモデルを導入しました。
言葉のゆらぎにより強くなり、チューニングにかかる手間を減らすことが可能です。
また、新しく中国語にも対応しています。

 

学習履歴の世代管理機能が追加されて5世代まで保存されるようになりました

今までは学習するたびにすべての学習履歴を復元できていましたが、ストレージ容量を圧迫させないように、5世代前までに限定するように変更します。
また、残しておきたい学習履歴が削除されないようにロックする機能もあります。

※詳細はこちらをご確認ください。

 

分類タグの追加時に特定の記号を入力禁止にするよう制限しました

分類タグの精度をより上げるために、以下の記号を制限します。