詳細な設定を用いてチャットボットを作成する手順をご案内します。
以下の6ステップで進めていきます。
学習するWebサイトの選定
どのようなWebサイトを学習させるかを検討します。
・ よくある質問が記載されているWebサイト
・ 機能について詳細が記載されているWebサイト
など・・・
チャットボットの作成
以下のフローでチャットを作成します。
管理画面にログインします。
画面右上の「チャット作成」をクリックします。
※特権管理者・管理者・準管理者のみチャットボットを作成できます。
概要設定
「チャットボット名」に任意のチャット名を記入して「次へ」をクリックします。
任意で分類タグの追加もできます。
※後から追加できます。
学習データ登録
「学習データ登録」の「URLを追加する」から「URL」に学習するWebページを入力し「URL追加」をクリックします。
※指定したURLの配下のページをすべて学習します。
「URL読み込み時の詳細設定」をクリックして詳細設定をすることができます。
- 認証可否
アクセス先URLにユーザー認証がある場合に設定します。
※Basic認証、ログインフォームでの認証に対応しています。 - サブドメインのURLの学習可否
指定ドメインのサブドメインすべてを対象にするかを設定します。 - URLに「?」を含むリンクの学習可否
URLパラメータ設定があるページを学習対象とするかどうかを設定します。
※パラメータの中身に関係なく「全てを読み込む」またはパラメータに「特定のワードが含まれる場合のみ読み込む」の選択が可能です。 - 読み込みを許可するURLの指定
学習対象のURLとは別のサイト構成になっているURLを学習したい場合に設定します。 - サイト内のファイルの読み込み可否
指定URL先にファイルへリンクがある場合、学習対象とするかを設定します。 - スクロールによる追加コンテンツの読み込み可否
サイトが縦長のページリンクになっている場合に設定します。 - サイト内のFAQをQ&Aファイル化の指定
サイト内にアコーディオン形式のQ&AのFAQが掲載されている場合に設定することで、一問一答形式の学習が可能です。
- 学習から除外するURL
学習が不要なURLを追加できます。指定したURLの配下を学習から除外するか、指定したページのみ除外するかを選択することが可能です。
「現在登録中のデータ」に追加されたことを確認し、「次へ」をクリックします。
辞書データ追加
「辞書データ追加」から、学習で用いる一般の辞書に登録されていない単語の入力を行い「登録」をクリックします。
登録が完了したら「次へ」をクリックして次へ進みます。
表示・オプション設定
「表示・オプション設定」にて任意の設定を行います。
設定後「確認する」をクリックします。
- お問い合わせに対する回答数
お問い合わせ時に表示する回答の数を「1件・3件・5件・7件・10件」で設定することができます。
回答精度が低い場合、表示数を多くすると正しい回答が出やすくなります。 - レポート配信
毎週月曜日10時に1週間の利用状況のレポートを配信するかどうかを選択します。 - チャット有効・無効の設定
チャットルームへのアクセスを有効にするかどうかを設定します。 - チャットユーザー名有無
チャットを開始する際のユーザー名の入力有無を設定します。 - サポートレベル表示有無の設定
サポートレベルの表示有無を設定します。 - チャット切替
チャット内での他のチャットボットの参照可否を設定します。 - チャットの表示言語切替
チャットの表示言語の切り替えの可否を設定します。「切替あり」にするとチャット上に国旗アイコンが表示されます。 - 過去やり取りの参照
チャット内での過去のチャット履歴の参照可否を設定します。 - 分類タグフィルタリング設定
回答候補を絞り込む際の分類タグフィルタリング設定をします。 - サムネイルの表示
チャット上でサムネイルを表示可否を設定します。 - メッセージの送信設定
チャット上でメッセージ送信する際のショートカットキーを変更します。 - 回答のフィードバック機能の設定
回答に表示されるフィードバックボタンを変更することができます。
高度な設定
各種設定
- キーワード辞書登録
一般の辞書に載っていない単語を登録します。 - 回答の絞り込み補助機能
お問い合わせ時の回答が多い場合に、絞り込み補助となるキーワードの表示有無を設定します。 - 言語自動判別
チャットをご利用の際、学習した言語以外で質問を投げかけられた時に自動翻訳をするのかどうかを設定します。 - ファイルのリンク先の設定
チャット画面の「詳細はこちら」のリンク先を変更可能にする設定です。 - レコメンドタグ設定
チャット内へのレコメンドタグ表示有無を設定します。「レコメンドあり」に設定するとチャットのメッセージフォームの上にレコメンドタグが表示されます。 - キーワード変換候補設定
チャット内でのメッセージ入力時のキーワード変換候補の表示有無を設定します。「変換候補表示あり」に設定するとメッセージ入力時に変換候補となるキーワードが表示されます。 - 回答対象の閾値
第一候補のスコアとの相対評価範囲の割合を指定します。:例)90 1位との差10%以内のみ表示
学習ページ重複の自動削除
- 自動削除
学習ページを自動で判別して削除することができます。 - 学習ページ重複の自動削除
データ取り込み時に重複するページが存在した場合、重複したページを自動削除します。自動削除の対象外とするページを選択してください。 - 学習ページ重複の閾値
ページ重複判定の割合を指定します。:例)90 1位との差10%以内重複判定
個人情報マスク設定
- マスク化する個人情報の選択
名前、メールアドレスなどの項目を指定することで対象の個人情報を設定することができます。 - 表示
チャット上でマスク化するかしないかを設定することができます。 - データベース
データベース上でマスク化するかしないかを設定することができます。
学習のスケジュール設定
- 学習の実行間隔
自動学習のスケジュールを設定することができます。
オペレーター未対応時のメッセージ
- オペレーター未対応時のメッセージ
メッセージの定型文を変更することができます。
未回答時の動作設定
- 未回答時の動作設定
回答ができなかった時の動作を設定することができます。 - 連続回答不可回数
チャットボットが本設定回数分回答ができない場合に、お問い合わせを受け付けます。 - お問い合わせへの回答期限
お問い合わせを受け付けてから回答を行うまでの期間を設定します。 - お問い合わせ内容
お問い合わせ内容を入力いただく際の定型文を変更できます。
お問い合わせ先の設定
- 未回答時のメッセージ設定
チャットボットが回答できない場合に、返答するメッセージを設定できます。未設定の場合は「申し訳ありません、言葉を言いかえていただけますか?」と返答します。 - 長文時のお問い合わせ先
チャットで指定した文字数以上のお問い合わせが入力された場合、お問い合わせフォームの情報を表示するメッセージを設定できます。
定型文
- 定型文
チャット画面上の定型文を編集することができます。
アクセス制御
- アクセス制御
チャットボット設定(アクセス制御)に登録されたユーザーのみチャットにアクセス可能とします。
確認
今まで設定をした「概要設定/学習データ登録/辞書データ追加/表示・オプション設定」を確認し、問題なければ「学習を開始する」をクリックして学習を開始します。
学習開始
学習を開始したら「チャットトップへ」をクリックします。
学習終了後「確認用URL」をクリックして、チャットの動作を確認後、問題なければ「適用」をクリックします。
公開の確認メッセージが表示されますので「OK」をクリックします。
「確認用URL」欄が消え「チャットURL」にURLが発行されます。
※このURLを実際のWebサイトへ公開することができます。