チャットボットでGoogle Chat連携を設定する方法

はじめに

Google Chat連携は無償で設定することが可能ですが、標準では非表示となっているため、あらかじめ担当営業へご連絡いただく必要があります。
Google Chat連携が使えるようになっているか、ご確認ください。

※Google Chat連携は、amieのバージョンがv2.8以上になっている必要があります。

  1. チャットボットを作成し、「チャットボット設定」→ 「基本設定」をクリックします。
  2. 「SNS連携」にて、「Google Chat」が表示されていることを確認します。

Google Chat からチャット画面操作時の制約事項

通常のWebブラウザによるチャット画面とは異なり、Google Chat から表示するチャット画面では、以下の機能がご利用いただけません。

  • 回答表示時のサムネイル表示
  • 分類タグの表示
  • よくある質問機能の回答表示
  • レコメンドタグの表示
  • キーワード変換候補の表示
  • 有人チャット
    ※管理画面から手動返信することは可能ですが、Google Chatから手動チャットリクエストは送信できません。
  • 絞り込み補助機能の表示

Google Chat 連携の設定

Google Chat連携を行うには、Google Cloud プロジェクトを作成します。

  1. https://console.cloud.google.com をクリックし、Googleアカウントでログインします。
    ※初回ログイン時、以下のような画面が表示されるので、利用規約を確認後、「同意して続行」をクリックします。
  2. 「ダッシュボード」をクリックし、表示された画面で「プロジェクトを作成」をクリックします。

  3. プロジェクト名を入力し、「作成」をクリックします。
    ※「組織」「場所」はデフォルト値のままにします。
  4. 「APIの概要に移動」をクリックします。
  5. 「APIとサービスの有効化」をクリックします。
  6. 検索画面にて、"Google Chat API" と入力し、「Google Chat API」をクリックします。

  7. 「Google Chat API」画面にて、「有効にする」をクリックします。








  8. 左側の「認証情報」をクリックし、画面上部の「認証情報を作成→「サービスアカウント」をクリックします。
  9. サービスアカウント名を入力し、「完了」をクリックします。
    ※サービスアカウントIDは自動で生成されます。
  10. 画面左上部の「ナビゲーションメニュー」から、「IAMと管理」をクリックします。
  11. 「ロール別に表示」をクリックし、オーナーが設定されていない場合は設定します。

  12. 以下のリンクをクリックし、Chat API設定画面に接続し、設定します。
    https://console.cloud.google.com/apis/api/chat.googleapis.com/hangouts-chat
    • プロジェクト番号(アプリID)
      amieの管理画面に設定するため、コピーしておきます。
    • アプリ名
      Google Chat画面に表示するボットの名前を入力します。
    • アバターのURL
      一般公開できる画像を設定します。Webサイトに公開している画像のURLを指定します。
    • 説明
      チャットボットの説明を入力します。
    • 機能
      「1対1のメッセージを受信する」に チェックします。
    • 接続設定
      「アプリのURL」 を選択し、amie管理画面の設定値 (Webhook URL) を貼り付けます。
    • 公開設定
      チャットボットを使用するユーザー(共有して使用するユーザーのメールアドレスを入力)を指定します。

  13. 「アプリのステータス」が「ライブ-ユーザーが利用可能」に変わります。
  14. Google Workspace Marketplace SDK のAPIを追加します。
    APIとサービスの有効化をクリックします。
  15. 検索画面にて「Google Workspace Marketplace SDK」と入力し、「Google Workspace Marketplace SDK」をクリックします。
  16. 「有効にする」をクリックします。








  17. Google Workspace Marketplace SDK でアプリの構成を変更します。
    APIの詳細画面で「アプリの構成」をクリックします。









  18. アプリの公開設定が「限定公開」になっていることを確認します。






  19. ユーザーごとに個別でインストールさせる場合は、インストール設定を「個別インストールと管理
    者によるインストール」に変更します。







  20. デベロッパー情報を入力します。
    ①デベロッパー名:作成者の名前
    ②デベロッパーウェブサイトのURL:https://help.amie-ai.com/
    ③デベロッパーのメール:作成者のメールアドレス










  21. 入力後、保存をクリックします。
  22. Marketplaceへ公開するストアの掲載情報を変更します。
    アプリの構成上部の「このプロジェクトでOAuth同意画面を有効にする必要があります。」のリン
    クをクリックします。






  23. OAuth 同意画面の設定でアクセスできるユーザーのタイプを選択し、「作成」をクリックします。
    組織内のユーザーのみ使用する場合は「内部」を選択します。
















  24. アプリ情報を入力する画面で必須項目(*)を入力します。
    ①アプリ名:追加するアプリ名
    ②ユーザーサポートメール:アプリの問い合わせ先(作成者のメールアドレス)









  25. スクロールし、「デベロッパーの連絡先情報」を入力します。
     ①デベロッパーの連絡先情報:作成者のメールアドレス





  26. OAuth同意画面をスクロールし一番下の「保存して次へ」をクリックします。
  27. スコープ画面をスクロールし一番下の「保存して次へ」をクリックします。
  28. 概要画面をスクロールし一番下の「ダッシュボードに戻る」をクリックします。
  29. Marketplaceへ公開するストアの掲載情報を変更します。
    サイドメニューから「有効なAPIとサービス」をクリックします。
  30. APIの一覧から「Google Workspace Marketplace SDK」を選択します。








  31. 「ストアの掲載情報」をクリックします。








  32. 「アプリの詳細」にて、追加予定のアプリをクリックし、言語を「Japanese」に変更します。





  33. 「詳細な説明」が空欄の場合には説明を記入し完了をクリックします。













  34. 「カテゴリ」を選択し、チャットボットの用途を選択します。




  35. 「画像および映像」にてアプリケーションのアイコンやバナーを設定します。
    ※*マークがあるものだけで問題ありません。











  36. スクリーンショットを追加します。
    ※概要での説明に使用されます。





  37. 「サポートリンク」を入力します。
    ※*マークがあるものだけで問題ありません
    ①利用規約のURL:amieのログイン画面よりアクセスできる「利用規約」のURL
    ②プライバシーポリシーのURL:amieのログイン画面よりアクセスできる
    「プライバシーポリシー」のURL
    ③サポートのURL:このチャットボットについて問い合わせができるURL














  38. 「配布」でインストールできるリージョンを選択し、「公開」をクリックします。
    日本のみであれば「Japan」を選択します。







    以上で設定は完了です。

amie 管理画面の設定

  1. 該当チャットボットを開き、「チャットボット設定」→「基本設定」をクリックします。
  2. 「SNS連携」の「Google Chat」のトグルをオンにします。
  3. Webhook URLの値をコピーし、「Google Chat 連携の設定」ー手順13の「Bot URL」に貼り付けます。
    また、「Project ID」欄に、「Google Chat 連携の設定」ー手順13の「プロジェクト番号」を入力し、「追加」 をクリックします。
  4. 画面下部の「更新」をクリックします。

Google Chat 画面でのご利用方法

  1. Google Chat 画面の左上の「+」 をクリックし、「アプリを検索」をクリックします。
  2. 作成したアプリ名を入力し検索します。
  3. 表示されたアプリの右側の「Chat」をクリックすると、左上にアプリが追加されます。

<botを追加して、チャットボットに話しかけた画面例>

 

 

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