生成AIを使用するチャットの作成ができるのは、特権管理者のみです。
また、初回のチャット作成時のみ生成AIを使用するか選択が可能です。
作成方法は通常のチャットと基本的には同様ですが、一部差異があるため、ここではその差異について説明します。
通常のチャット作成方法はこちらから確認してください。
チャット作成Step1 概要設定
チャットボット作成時のアカウントが特権管理者の場合には、Step1の画面で「外部学習モデルの利用(LLM)」が表示されます。
OpenAIとAzureがそれぞれ表示されます。
OpenAIのトグル、Azureのトグルを押すと利用規約のダイアログが表示されます。
「承諾する」にチェックを入れると、「OK」ボタンがクリックできるようになります。
LLM内の設定
チャットルームのデザイン設定を「amie+」にします(初期値は「通常デザイン」)。
※選択時に「回答要約の利用設定」が「有効」になり、選択できない状態となります。
「生成AIチャットの利用設定」が選択できるようになるので、「学習チャットのみ」(amie+のみ)、「生成AIチャットのみ」(ChatGPT, Azureのみ)、「どちらも利用」から選択します。
「生成AIチャットの利用設定」が「生成AIチャットのみ」の場合
「生成AIチャットのみ」を押下したタイミングで以下の確認ダイアログが表示されます。
チャット作成Step2 学習データ登録
「生成AIチャットの利用設定」が「どちらも利用」の場合
学習データ言語は「日本語」のみの設定となります。
チャット作成Step3 辞書データ登録
通常チャットボットと差異はありません。必要に応じて辞書データを登録します。
チャット作成Step4 表示・オプション設定
「生成AIチャットの利用設定」が「どちらも利用」の場合
表示・オプション設定の上部に
「生成AIチャットの利用設定」で「どちらも利用」を選択している場合、一部項目の設定ができません。表示されない場合は特権管理者までお問い合わせください。」
という注意書きが表示されます。
以下の項目が設定できなくなります。
・チャット切替
・チャットの表示言語切替
・言語自動判別
「生成AIチャットの利用設定」が「生成AIチャットのみ」の場合
表示・オプション設定では設定できる項目が制限されます。
以下の項目が設定できます。
・レポート配信
・チャット有効・無効の設定
・チャットユーザー名有無
・メッセージの送信設定
・定型文のチャットボット無効または削除時に表示するメッセージ
・アクセス制御
「ハッシュタグ設定」について
Step1の画面で「外部学習モデルの利用(LLM)」のOpenAIまたはAzureを設定しトグルをオンにすると、「生成AIエンジン」として「amie LLM」以外に「OpenAI」「Azure」を選択できるようになります。
また、「生成AIチャットの利用設定」が「学習チャットのみ」の場合のみ、ハッシュタグを利用できます。
※「どちらも利用」を選択した場合も、「学習チャットのみ」で利用可能です。
ハッシュタグ設定については、こちらを参照してください。
チャット作成Step5 確認
Step4までに設定した項目の確認を行い、「チャット作成」ボタンをクリックします。
※「生成AIチャットのみ」の場合、設定できる項目が少ないため通常のチャット作成とは表示が少し異なります。
ホーム画面の表示
チャットルームのデザイン設定を「amie+」、生成AIチャットの設定を「生成AIチャットのみ」「どちらも利用」にするとホーム画面にトークン数が表示されます。
留意事項
- チャット作成時に「amie+」を選択し、且つ生成AIを使用した場合、通常デザインに戻すことができません。
- チャット作成時に「生成AIのみ」を選択すると、途中から学習チャットを併用することはできません。